「該当者はこの3人か」 厚彦が書きだしたメモを確認して頷く。 名前と、在籍していたときの年を記入してある。 「3人なら、以外と早く見つかりそうだね」 梓の言葉に玲子が頷く。 そして3人は再び職員室へ向かったのだった。