無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎







「……まあでも、俺がダメって言ってもやるんでしょ、バイト」

「や、やる」

「はあ。分かった、いいよ」

「ほんと?」

「いいよっていうか、まあ俺が勝手に心配してるだけなのも分かってるから」




しぶしぶ折れてくれた李々斗に「ありがとう」と返事をする。いや、ありがとうって別に お礼を言うことではないんだけど。



「……けど、なるべく家から近いとこにして欲しい。夜道は怖いから」

「わかった!」

「ん。あと俺にアイス買ってね」

「りりは自分でバイトしてるじゃん……」