はるちゃんが、よしよし、とわたしの頭を撫でる。李々斗とは少し違うけれど、やさしさが詰まった手つきだった。
「ね。楓莉はそのままでいいんだよ?」
「そうそう。自信もってって言われても、楓莉の性格からしても難しいかもしれないけどさ。でも本当に、自信持ってほしいなぁ。だってあの成水くんから「好き」って言ってもらってるんだから」
「てか、楓莉以外に成水くんの拗らせに対応できる人いないからね?」
「もし周りから何か言われたら、あたしらが受けて立つし!」
……ホント、お姉ちゃんみたいだ。いつもわたしの背中を押してくれる、だいすきな親友。
「成水くんが好きなのは楓莉なんだからさ。早いとこ、関係性に名前つけてきなね」
ふたりの言葉に、わたしはこくりと頷いた。



