無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎






むに。頬を挟まれた。

自分でも自覚しているけれど、わたしのほっぺは柔らかいので、つままれるとよく伸びるし、挟まれると顔が潰れちゃうのだ。


だから今、ぜったい変な顔してると思う。

おまけに散々泣いたあとだ。ボロボロの顔を晒してしまっていることが途端に恥ずかしくなる。




「多分だけど、楓莉が今考えたことじゃないから」

「む…ぅ」

「……あぶないと思ったから」

「へ───…っ」





頬を挟まれてひよこみたいになっていた唇に、触れるだけのキスが落とされる。


一瞬のできごとで、思考は全然追いついていなかった。