撃ち抜くならキスのあとで




「ごめん、まだやることあるから先に帰ってて」

「あ……待ってる、から」


「いや、悪いから。
……それに、今日は俺といないほうがいいよ」





優しい顔。だけど冷たい瞳の奥。
ああ、迷惑だって、思ってる。


やんわりと断っているように見えて、それは拒絶で。


それ以上なにも言えずに、わかった、と生徒会室を出る。


気をつけてね、って言ってくれた。




……まあ、そうだよね。

突然私なんかと一緒に帰ってくれるはずがないよね。わかってた、けど。