死りとりゲーム2-死り神さまの逆襲-



「…うん?」


私の指が頬に触れる寸前、祐美が目を開いた。


「祐美、起きたか?」


「うん」


「熱は大丈夫か?」と言うなり、祐希が私のおでこに手を当てる。


「だいぶ下がったな」


「祐くんが、ここまで運んでくれたの?」


「あぁ。こっちに戻ってきてから探し回って。地面に倒れてるからビックリしたけどな」


「ありがとう」


「あっ、ちゃんとおばさんに入れてもらったから。服とかも、俺は脱がせてないし!」


急に慌て出した祐希が、なんとなく可笑しかった。


「なに笑ってんだよ!」


「ううん、ありがとう」


「おばさんもあんま変わってないのな。俺のことはしばらく分かんなかったけど」


「だって祐くん、変わりすぎだし」


「そうか?ただデカくなっただけだろ?」


「それが変わったんだって」


「けど、この部屋も変わってないな」


そう言いながら、部屋の中を見回す。


「昔はよく来てたもんね」


「まぁな。またここに来るとはな」


祐希が私の顔で視線を止め、しばらく私たちは見つめ合った。


熱は下がったはずなのに、体がカッと熱くなる。


「あ、あのそれでっ、ゲームは?」