過保護な君の言うとおり




大事な人か……。 それは一体誰のことだろう。



秋子さんのことか? それとも、佐久間のことだろうか。



おそらく後者だろう。洸に秋子さんのことは話していないし、海外に赴いてまで危害を加えようなどとはしないだろう。




「あの人、本当になんなんですか?」



 色々と考えすぎて、脳の活動が停止しそうになっていたが、



委員長の本当に嫌そうな「なんだこいつ」という素直な表情が滲み出ていたのが非常に可笑しく、少し和むことができた。




「あの人はこわーい人だ。間違ってもあの人にだけは啖呵を切るべきじゃなかったな」



「もしかして、やばかったですかね?」


「明日には委員長の首が吹っ飛んでるかもな」