過保護な君の言うとおり




「なに、監視って」


箸を止めて洸を見ると、あの時のような恐ろしい表情で私を見下ろしていた。



前回と大きく違うことは、ここには人の目があることだ。



そのおかげで私はまだ正気を保っていられるのだ。委員長なんかはびっくりしすぎて手を膝の上に置いてポカンとしている。




「あれ、なんて名前だっけ。

仲間さんだたっけ。あの子に頼んでたんだよ。

合コンに誘って玲がちゃんと男になびかないで帰ってくるか見張っててもらってた」



「どういうこと」



「そのまんまの意味だ。案の定、玲はいつも無愛想に振る舞っていたみたいだから俺はすっかり安心してたのに。

なのにあの佐久間とかいう、なんの取り柄もなさそうな男に引っかかって、何してるんだよ玲」



 ああそういうことだったのか、だから仲間さんは私を誘ったのか、と冷静に納得する反面、


忘れかかっていた人間の嫌なところを一気に思い出した。