過保護な君の言うとおり




 布団を握りしめ俯く。


おかしいのは私の方か。今までそういうやつにばかり目をつけられていたせいで、感覚が狂っている。



 何でもかんでも、ましてや心配とか良かれと思ってしてくれている人の心まで疑うような自分にショックを受けた。



「そうじゃないならいいんだ。お前の善意を踏みにじるようなこと言って悪かったな」


「いいよ」


佐久間は今度こそ帰る支度をして


「じゃあ、今度はおかきでも待ってくるよ」と言い残し病室を出て行った。