過保護な君の言うとおり




 真っ暗になった部屋に私は立ち尽くして色々思案した結果、これはもう強引に行くしか無いな。



と思った。




足音を忍ばせてゆっくりと佐久間の布団に近づく。



するとぱちっと急に灯がついて、ぽかんとした佐久間と目があった。



「……何してるの玲ちゃん」


泥棒のような忍び足で佐久間の布団に手をかけていた私は弁解の余地がなかった。



これが夜這いなのかと思った。



「えっと……」



私はしどろもどろになったが、諦めて開き直った。



「一緒に寝てもいいか」



「え? ここで? 僕と一緒に?」



オロオロと佐久間はしていたが、開き直った私は強かった。



「佐久間と一緒に寝たい。布団、入っていい?」


「あ、う、うん。どうぞ」


「お邪魔します」


 私はもぞもぞと布団に入り込み、さっさと電気を消した。