「あいつ黒鐘のことなんもわかってないな。全然うるさいし、全然逆らうし、他にもいろいろ……ほんと、最悪な女なのに」 そうやって面倒くさそうに呟くと、綾川くんはぐるりと背を向けた。 一方で、好きな人に“最悪”の烙印を押されたわたしは 半泣きで放送室の中に逃げ込んだのだった。 綾川くんの概要その6。 口封じが上手。