許されない好き。



もうおばあちゃんの体調は良くなったのか、お見舞いのものは持ってきていない。

ただ木の向こう側に座ってしばらくして、帰るだけ。

毎日毎日、俺が隠れている木の下に走って来る彼女を見ると、

抱きしめたい。

触れたい。

と思ってしまう。

こんな気持ち許されないのに…。