「二日後に、城で芸術サロンを開く予定なんだ。急で申し訳ないが、レミリア嬢を誘ってもいいだろうか?」
芸術に造詣の深い貴族や豪商を招いての催しだという。
そこでは著名なピアニストやバイオリニストの演奏が楽しめるらしい。
普段は宝物庫にしまっている価値ある名画や彫刻が展示され、刺繍やレースの作品も一緒に並べられる。
レミリアの刺繍のテーブルクロスも皆に鑑賞してもらいたい、という誘いであった。
(次の王太子イベントが発生……!)
エマは待ってましたとばかりに承諾する。
「レミリア様に確認するまでもございません。お喜びになられるのは間違いありませんので。この前、ご招待くださいました園遊会はとても楽しい時間だったと、今でも思い返しておられます。レミリア様は王太子殿下に次にお会いできる日を心待ちにしておいでなのです」
実際にそのようなことはないのだが、レミリアの心証をよくしようと企んでしまった。
すると、首を傾げられる。
「青バラには興味深げであったな。だがレミリア嬢は、私との会話をそんなに楽しんでいるようには見えなかったが」
(し、しまった。話を盛りすぎた……)
芸術に造詣の深い貴族や豪商を招いての催しだという。
そこでは著名なピアニストやバイオリニストの演奏が楽しめるらしい。
普段は宝物庫にしまっている価値ある名画や彫刻が展示され、刺繍やレースの作品も一緒に並べられる。
レミリアの刺繍のテーブルクロスも皆に鑑賞してもらいたい、という誘いであった。
(次の王太子イベントが発生……!)
エマは待ってましたとばかりに承諾する。
「レミリア様に確認するまでもございません。お喜びになられるのは間違いありませんので。この前、ご招待くださいました園遊会はとても楽しい時間だったと、今でも思い返しておられます。レミリア様は王太子殿下に次にお会いできる日を心待ちにしておいでなのです」
実際にそのようなことはないのだが、レミリアの心証をよくしようと企んでしまった。
すると、首を傾げられる。
「青バラには興味深げであったな。だがレミリア嬢は、私との会話をそんなに楽しんでいるようには見えなかったが」
(し、しまった。話を盛りすぎた……)


