あなたが私を選んだ理由に、断固異議あり!

私の隣には東條さんがいて、静かな寝息を立てている。



(なんだか、夢みたい…)



でも、夢なんかじゃない。
東條さんの温もりや息遣いは、間違いなく本物だ。



(恥ずかしいな…)



お酒を飲んだのは正解だった。
雰囲気も良くなり、自然な流れでそういうことになって…



そりゃあ、気持ちはそれでもざわざわしたよ。
でも、私は東條さんと結婚したんだし…
これはある意味、妻としてのお勤めでもあるし…
それに、なにより東條さんはカッコイイ。
そのせいか、嫌な気は全然しなかった。
お酒を飲んだからか、気分的にもなんだか高揚してたし…



うん…これで良いんだ。
あれこれ考えるのは、もう止そう。
私はもう東條さんの妻になったんだし、やるべきことはちゃんとやった。
頑張ったよ、私!



(ゆっくり寝ようっと。
明日は早いんだから。)



お酒のおかげだったのか、私はそのまますぐに眠りに就いていた。