インスタントのカフェオレをいれようとしていたら、その間に焦げてしまった。 そもそもセットした時間が長かったのが原因だった。 トーストもまともに焼けないなんて、これには蓮くんだって呆れるよね。 「ごめんね? 明日リベンジするから……だから、それは食べなくてい……」 「この辺あんま焦げてねぇし、食べるよ」 蓮くんはおもむろにジャムの瓶を手に取った。 「で、でも、苺ジャムつけてもきっと焦げた味がするかもしれないし……」 「歌鈴は俺のためにしようとしてくれたんでしょ?」