……でも、
「蓮くん、知ってたなら言ってくれればよかったのに……!」
「なにが? 抱きしめて寝ようとしてるって?」
「ち、ちがーーう!! もう……っ!」
私が言ってるのはこの同居について知ってたってことなのに……!
「一緒に寝んのダメ?」
「……そんなの、当たり前でしょ」
「へぇ。それって、俺が歌鈴のこと寝かせてあげらんないから?」
顔が赤くなる私を見て、蓮くんはクスッと楽しげに笑った。
ていうか、さっきから距離近いよね……?
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