「はいこれ。花嫁修業のためにママが使っていたチェックリストよ!」 「……えっ、なにこれ!?」 突然差し出されたそれは一冊の古びたノート。 不思議に思ってペラペラと中を見ると、小さな文字やら図がぎっしり……。 「要は課題ね。それにこれはね、おばあちゃんから受け継いだ伝統あるノートなのよ!」 なんの伝統よ……。 「ママ、あのさ……伝統っていうか、なんかこれって昭和っぽいような……」 ──ゴンッ!! 「なんか言った?」 うふふっと笑顔で柱に拳を埋め込んでいる。