「はい……私で、よければ……」 きっと私は、この瞬間の出来事を一生忘れないと思う。 「来世でも歌鈴じゃなきゃダメだって」 「きゃっ……」 突然、私を抱き上げてソファーへと連れて行く。 自分の膝の上に乗せると、横抱きにしたままくすりと笑った。 「で、歌鈴。この前の続きは?」 「この前って、言うと……?」 「圭吾さん達が帰ってきたら、続き聞かせてくれんじゃなかったの?」 「あっ……」 ハロウィンパーティーの夜のことを言ってるんだ。