日曜日が終わって12月最初の月曜日を迎えた。


パパから連絡がこないけど、なにかあったのかな……?

パパの方からスタンプいっぱいのメッセージが着ていたのに、ピタリとこなくなったし……。


モヤモヤしながら、昼休みにお裁縫道具一式を返却しに向かっていた。


「あっ、秋元先輩!」


こちらへ上ってきた秋元先輩に、階段の途中でばったり出くわした。


「……歌鈴ちゃん。もしかして、それ返しに?」

「はい。あの、ハロウィンパーティーの時は本当にすみませんでした……私、途中でいなくなってしまって」