ってわけで、二乃ちゃんは学年の男子に興味などないのだ。
「まあでも、今回は若さん率いるチームBが青葉くんを生け捕りにするだろうね? おじ様の大事な歌鈴にキスしちゃったんだから」
「ちょっ……しっーー!! 二乃ちゃん、声おっきいよぉ!」
二乃ちゃんは「そ?」なんて言いながらハーフツインテールを指でくるくる触っている。
「周りの女子に聞こえたら大惨事になりかねないよ……」
「あー、確かに。青葉くんといえば、毎日女子の心臓に負担をかけるレベルのイケメンでモテ男だもんね」
「二乃ちゃん、言い方……」
私は咄嗟にキョロキョロ周りを見回した。



