クスッと笑った理人先輩に、秋元先輩は呼吸すら忘れているみたいで……。
お互い不仲だと思ってけど、もしかして、本当に秋元先輩は……
「それ、婚約者失格じゃない？」
ドキッ……！！
「あー、お前が来るとか最悪だねー」
そんな理人先輩に対して笑みを含んだ声を飛ばすのは、たったひとりしかいないわけで……。
「俺からしたらお前こそ神出鬼没だわー」
はぁっ、と理人先輩はうんざりした様子で立ち上がった。
「よかったじゃん歌鈴。婚約者が浮気者だってわかって」
「ちょちょっ、蓮くんってば……」
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クスッと笑った理人先輩に、秋元先輩は呼吸すら忘れているみたいで……。
お互い不仲だと思ってけど、もしかして、本当に秋元先輩は……
「それ、婚約者失格じゃない？」
ドキッ……！！
「あー、お前が来るとか最悪だねー」
そんな理人先輩に対して笑みを含んだ声を飛ばすのは、たったひとりしかいないわけで……。
「俺からしたらお前こそ神出鬼没だわー」
はぁっ、と理人先輩はうんざりした様子で立ち上がった。
「よかったじゃん歌鈴。婚約者が浮気者だってわかって」
「ちょちょっ、蓮くんってば……」
