【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります



「……り、リアリティがあるのねぇ。わたしのクラスは執事喫茶だから、そういうの憧れるな」

「うわー。理人先輩、両手に花って感じしそーですね」


カラフルなドーナツを頬張る二乃ちゃんが遠慮なく突っ込んだ。


「そうなのよ。執事喫茶も花咲くんの提案で。女子は満場一致で決まったってわけ」

「理人先輩モテますもんね」

「盛り上げてくれるのはいいけど、いつもヘラヘラして誰にでも優しくて、御曹司なのにどんなことも手を抜かなくて。ホント、何考えてるかわからないから苦手なのよね」

「苦手なんですか?」


顎に手を添えて聞いていた二乃ちゃんがすぐさま反応する。