「そーそー。俺は同じ仮装でも衣装は新しく新調したんだよねー。だからそれは秋元に託して、着たいやつに貸してやっていーよって言ったわけ。まぁまぁ似合ってるよ青葉蓮」 ふふんっと勝ち誇ったかのような笑顔を貼り付けた理人先輩。 「歌鈴、せっかく直してもらって悪いけど脱ぎ捨てていい?」 「……なっ!? ダメだよ蓮くん!? 」 衣装はこれしかないわけで……! 「まさか被るとは想定外だったなー。ごめんな? 俺のおさがりで」 「ちょっ、理人先輩も!」 蓮くんをこれ以上煽らないでよぉ……。