【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります



「私は一年の音無歌鈴です! お裁縫はほぼ経験がないのですが、よろしくお願いします!」


緊張を抑えながらその場でペコりと頭をさげる。


「音無歌鈴……あなたが?」

「へ? 」

「有名だから知ってるの。御曹司のハートを射抜いたって噂になってるからね」


ふふっと微笑する秋元先輩に私は肩を縮めた。


「わたし、花咲くんと同じクラスなんだけど、いつもあなたのこと聞かされてて。口を開けば歌鈴ちゃん歌鈴ちゃんって」

「理人先輩が……ですか!?」


声が裏返りそうになる。