これはかなりヤバい。 なんとかこの状況を回避しないと……。 「ちなみにわたしは青葉くん加勢派だからね!」 今そんなことは聞いてないって!! 「いきなり手出したりしないから安心して?」 「なっ!?」 コソコソ相談していると物騒な声がしたので顔を上げた。 動揺を隠せずに理人先輩と目が合うと、 「あ、でも。やっぱり前言撤回だな」 独り言のように漏らして、ちょっと顔を傾けながら私を見つめている。 そして、理人先輩の指が私の髪の先を絡め取った。