日曜日が明けて、次の日の昼休み。

私はいつものように二乃ちゃんとお昼ご飯を食べながら、近況報告の真っ只中。


「だから言ったじゃない! 青葉くんからの溺愛には覚悟しておきなさいって!」


相変わらず声が大きい二乃ちゃんが私に指をさした。

チラッと蓮くんの方を見る。

期末試験もあるからか、勉強教えて!と、女子に囲まれている。


「いいわねそんな甘い休日過ごせて。わたしも若さんとイチャコラしたいわ」

「こっちは心臓持たないよぉ……」