けど、すぐに得意気な顔をしてみせる。 「歌鈴は暗い風呂に入るのが好きなわけ?」 「えっ?」 「俺が待っててって言ったのはドラッグストア行くから。電球買い忘れたんじゃなかった?」 「あっ……」 クスッと声を漏らした蓮くんに、私の思考は停止した。 ちょっと待って……。 これ、完全に私の勘違いだよね!? その事実をしっかり理解した途端、私は赤面した。