【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります



「ご……ごめんね蓮くん! すぐご飯の準備するから……って、蓮くん!?」


いきなり、キッチンに立つ私を後ろからギュッと抱きしめてきた。


ドキッ……と、おとなしかった心臓が大袈裟なくらい反応する。


「ちょっ、なに……してんのっ」

「不足しすぎて何も手につかないから」

「蓮く……髪、くすぐったい……」


首元に蓮くんの髪がふわりとかすめていく。


「若さんが自宅へ戻ったのをいいことに……もう!」

「ダメ?」


まるで甘えるような声のトーン。

こんな風に求められて、嫌だなんて思わない私はおかしいのかもしれない。