【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります



長めのダークブラウンの髪はワックスで無造作にアレンジされている。

シルバーのピアスはつけたままだけど、さらに大人っぽい雰囲気を醸し出していた。


「どっちが好き? いつもの俺とこっち」

「……って言われても、理人先輩のことはあまり知らないですし」

「今はそうかもしれないねー?」


今は……?

窓から不敵な笑みを覗かせた理人先輩。


「理人様。大変恐縮ですが、その件はまだ口外禁止でございま──」

「わかってるよカイル。心配してくれんのは嬉しいけど、もっと俺のこと信用してよ」