その意味がとてつもなく大胆すぎて、私は慌てて口もとを手で覆った。


………あれ?

何も起きないことに、ゆっくり目を開けてみる。


「残念だけどこれ以上はやんないよ? 本気で止まんなくなる」


寸止めした蓮くんは意地悪な口調で言った。


「それに、あくまでも俺はお目付け役だからね」

「そ、そうだよ! だからこんなこと……もう絶対にダメだからね!」

「しないよ? 歌鈴が俺を好きって言わない限り、続きはしてあげない」

「……なっ、なにそれ!」