「ありがとうございますっ。
私もできました。
じゃあ、こちらに」
とひなとは柚月が作ってくれた低めの本棚を壁際に設置してもらう。
カラの本棚を眺めていると、嬉しくなってきた。
「嬉しいです、本棚っ。
中身は全部焼けましたがっ」
でも、これからまた、一から本を詰めていけるのはちょっと嬉しい。
「お前、活字中毒か。
なにか貸してやろうか? 本」
と柚月が言ってくれる。
「えっ、ありがとうございますっ。
じゃあ、私もなにかお貸ししますねっ」
と学校で友だちと貸し借りしていたときみたいに反射的で言って、どうやって? という顔をされてしまう。
あー、本、ないんだった、と思い出したひなとは笑い、
「とりあえず、実家で漁ってきます」
と柚月に言った。
私もできました。
じゃあ、こちらに」
とひなとは柚月が作ってくれた低めの本棚を壁際に設置してもらう。
カラの本棚を眺めていると、嬉しくなってきた。
「嬉しいです、本棚っ。
中身は全部焼けましたがっ」
でも、これからまた、一から本を詰めていけるのはちょっと嬉しい。
「お前、活字中毒か。
なにか貸してやろうか? 本」
と柚月が言ってくれる。
「えっ、ありがとうございますっ。
じゃあ、私もなにかお貸ししますねっ」
と学校で友だちと貸し借りしていたときみたいに反射的で言って、どうやって? という顔をされてしまう。
あー、本、ないんだった、と思い出したひなとは笑い、
「とりあえず、実家で漁ってきます」
と柚月に言った。



