そして、週末。 二人で、双方の家に挨拶に行ったのだが。 「え? 結婚? その話、この間聞いたじゃない。 それで、なに? ああ、日取りが決まったの?」 「わかったわかった、ちょっと待って。 えーと。 七月はランチの会とかあるから、式、被らないようにして」 とそれぞれで軽くあしらわれてしまった。 ……そういえば、この人たちにとっては、我々の結婚は確定事項でしたね、とひなとは気づく。