そんなことを考えながら、なにもない白い壁を見つめたあとで、目を閉じた。 すぐ横にひなとが寝ているように感じるな、と思ったせいか、ひなとの夢を見た。 窓から差し込む明るい三日月に照らされて。 寝袋に入ったハムスターが倉庫の中で気持ちよさそうに眠っていた。