けれど、自分がなぜそう思うのか。それを説明するのはアイリーシャ自身にも難しそうだった。
ケーキを食べ終ながら、たっぷりおしゃべりした後は、アクセサリーを見に行く。
髪につけるリボンだったり、アイリーシャが身に着けているようなガラス製のアクセサリーだったり。
三人であちこち見て回れば、実際に購入しなくても楽しい。
「三人でお揃いにしましょうよ、ほら、これ!」
ミリアムが選んだのは、シルクのリボンで作られた薔薇の飾りとレースでできている髪飾りだった。
「いいわね、これ。王宮では無理だけれど、休みの日なら使えそうよ」
お揃いの品を身に着けるというのも、意味があるのだ。それは、誰と誰が親しくしているか、わかりやすい。
「アイリーシャは目の色に合わせて、紫か、清楚な白が似合いそう。ダリアは髪に映えるから、赤でどう? でも、青もクールで素敵。私は……うーん、どうしようかな。ピンクだと髪の色に合わないかなぁ」
「ピンクも可愛いけれど、黄色は? でもそうねぇ……水色もいいかも。ダリアはどう思う?」
ミリアムは金髪に青い瞳だから、何色を合わせてもそれなりに合う。
ケーキを食べ終ながら、たっぷりおしゃべりした後は、アクセサリーを見に行く。
髪につけるリボンだったり、アイリーシャが身に着けているようなガラス製のアクセサリーだったり。
三人であちこち見て回れば、実際に購入しなくても楽しい。
「三人でお揃いにしましょうよ、ほら、これ!」
ミリアムが選んだのは、シルクのリボンで作られた薔薇の飾りとレースでできている髪飾りだった。
「いいわね、これ。王宮では無理だけれど、休みの日なら使えそうよ」
お揃いの品を身に着けるというのも、意味があるのだ。それは、誰と誰が親しくしているか、わかりやすい。
「アイリーシャは目の色に合わせて、紫か、清楚な白が似合いそう。ダリアは髪に映えるから、赤でどう? でも、青もクールで素敵。私は……うーん、どうしようかな。ピンクだと髪の色に合わないかなぁ」
「ピンクも可愛いけれど、黄色は? でもそうねぇ……水色もいいかも。ダリアはどう思う?」
ミリアムは金髪に青い瞳だから、何色を合わせてもそれなりに合う。


