俺も蓮見の向かいの席に座って
チャーハンを口に運びながら
蓮見を見つめるけれど。
蓮見は無表情のままチャーハンを食べ。
お酒を飲み。
また、チャーハンを食べの繰り返し。
あのさ。
一応、蓮見のために、
チャーハンを作ってやったんだけど。
『おいしい』とか『ありがとう』とか
一言くらい、言うことあるだろ?
「チャーハン、おいしくないわけ?」
「……」
俺の言葉……無視かい!!
マジでありえねぇ!!
「だから、感想ぐらい……
言え……って……」
威勢よく言葉を放ったつもりだったのに。
語尾は弱々しくなってしまった。
お……おい!
やめろって!!
俺の眼を見つめて、笑いかけるなよ!!
いきなりすぎて
心の準備できてねぇのに!!
さっきまで、無表情で
チャーハンを頬張っていた蓮見が。
今は、俺の目の前で。
子供かよって思うほど
満面の笑みを浮かべている。



