「そっかー。じゃ、俺もいつかは起業しようかな! 目指せ、桂木社長!って感じ?」
大地はのんびりとした口調で言う。モモは思わず声をあげて笑ってしまった。このマイペース具合じゃ、彼が社長になる頃には自分はおばあちゃんになっているんじゃなかろうか。
「う〜ん。大地くんが桂木社長みたくなれる見込みは薄そうだから、私はやっぱり女優業頑張るしかないのかなぁ」
「え? ひどくない? 期待してよ!」
「あはは」
ものすごく予想外なことに、彼のおまじないは本当に効果抜群だった。このCMをきっかけに、モモは人気女優への道を駆け上がっていくことになるのだ。
そして、ずっとずっと先の話にはなるが、社長夫人になる夢も見事に叶えてしまったのだった。
大地はのんびりとした口調で言う。モモは思わず声をあげて笑ってしまった。このマイペース具合じゃ、彼が社長になる頃には自分はおばあちゃんになっているんじゃなかろうか。
「う〜ん。大地くんが桂木社長みたくなれる見込みは薄そうだから、私はやっぱり女優業頑張るしかないのかなぁ」
「え? ひどくない? 期待してよ!」
「あはは」
ものすごく予想外なことに、彼のおまじないは本当に効果抜群だった。このCMをきっかけに、モモは人気女優への道を駆け上がっていくことになるのだ。
そして、ずっとずっと先の話にはなるが、社長夫人になる夢も見事に叶えてしまったのだった。



