「お前、気持ちはわかるけど嫉妬はほどほどにな」
後ろから声がして、振り返ると片瀬くんが呆れたような顔をして言った。
……?嫉妬……?だれが???
「うるせえ」
「お前が嫉妬する日がくるとは……俺感動……!!」
「黙れ」
目の前での会話が全く理解できない。
しばらくして、絹ちゃんも来たので、4人で帰ることになった。
「そういえば、絹ちゃんって一華ちゃんとしかあんま話さないよね〜!!
一華ちゃんにしか心開いてないっていうか!!」
帰り道、歩いていると片瀬くんが突然そんなことを言い出した。
「別に」
と素っ気ない返事をする絹ちゃんに可愛いなぁと思わず笑ってしまう。

