「へぇ……そんなことがあったのね」
かくかくしかじか……と絹ちゃんにこないだのことを話すと納得したような顔をした。
「そりゃ、懐かれるわけだわ。
それにしてもあんた、罪な女ね……」
「え?罪……?」
「いーや?こっちの話」
ふーん、とニヤニヤ笑う絹ちゃんは「海堂、頑張れよ……」と呟いた。
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それから彼方くんは、休み時間になるたびに私のもとへやってきた。
その度に周りの女の子からの視線が痛い。
「なんで南さんだけ??」という声が聞こえた時、私も共感してしまった……。
ほんとに、なんで私は平気なんだろう……?
風邪ひいたときに彼方くんと話したから??
怖いとかうざいとか面と向かって言っていいよって言ったのに、彼方くんからでる言葉は甘い言葉ばかり。

