「瑞希でいいよ!堀川くんって呼ばれることあんまないし」 と笑う堀川くん……じゃなくて、瑞希くんは話しやすそうな明るい雰囲気を持っている。 仲良くなれそう……そう思っていると。 「「「きゃあー!!!」」」 いまさっき聞いた声と全く同じ高い声が廊下から聞こえた。 今度はなに……?と思い廊下の方を見ると、目をハートにしている女の子が多数。 その視線の先の人物の人影が――――2人、現れた。