「か、彼方くん……頭打ったの………?」 「なんで」 「お、女嫌いだったよね……?変わりすぎじゃない?」 「女は嫌い。でも、一華は好き」 「え、えぇ……っ」 ど、どういうことですか、彼方くん。 わ、私……違う意味で同居無理だよ……!! ――――――――――――― ――――――――― 「ただいまー!」 それからずっと2人でテレビを見ていると、お母さんが帰ってきた。 「おかえりお母さん。」 「彼方くん大丈夫?体調どう?」 「楽になってるって言ってた」 日佳は部活だっけ……。