そうだ。勝手に距離を縮めちゃおう!! まあ、呼ぶことなんてないんだろうけど、呼び方を彼方くんにする、とか。 いいじゃんそれ!!!そうしよう! 勝手に自己完結してベッドにダイブする。 ……日佳とは仲良くしてたのになぁ。お母さんとも。 同い年がだめなのかな、彼方くんは。 そう考えているうちに、ウトウトと瞼が重くなる。 そのまま私は、夜ご飯を食べないまま、その日の眠りにおちた―――――――。