「……寂しいなぁ」
彼方くんに返すように私も強く抱きしめてそう呟く。
「うん。俺も寂しい」
「…っ」
「だからさ、」
そう彼方くんが繋げると、私の体を離して顔をのぞきこんでくる。
「卒業したら、一緒に住もうね」
「……っえ」
彼方くんが私にフワッと笑って。でもその目からは、絶対逃がさないと訴えられていて。
どうしようもなくドキドキして、顔が熱くなる。
「やだ?」
可愛く首を傾げて上目遣いしてくる彼方くん。
…っ、ずるいよ。
「っ、約束……っ!!」
自分から彼方くんに飛びつくように抱きつく。
そう言って貰えるのがすごく嬉しくて、彼方くんへの気持ちが溢れ出して苦しい。

