危険な溺甘同居、始めます!





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「これで、いいかな?」


カゴに入った食材とスマホに書いてある買い物リストを見比べる。
多分、これで大丈夫なはず……!

そう思ってレジで会計を済ませてスーパーをでる。


今頃、彼方くんはなにしてるかな。まだお話してるのだろうか。それとも、帰ったかな。

私、ずっと彼方くんのことばっかり考えてる。


今日、買い物多くなくてよかった……軽いし。
そういえば、彼方くんがうちに来て少しの時、買い物行って帰ったらその袋、彼方くんが持ってってくれたっけ。
……懐かしいなぁ。あの時、初めて彼方くんって優しいのかなって思ったんだよね。

そう、懐かしんでる時だった。

パシッと空いてる方の手をゴツゴツした手に掴まれる。


「君1人?高校生?」