バッと顔を上げ彼方くんを見る。
か、片思いって……っ!!ぶわっと顔が熱くなるのを感じる。
梨花さんは、大きい目をさらに大きく見開いた…かと思うとその目をキラキラさせた。
「きゃー!!片思い??あ!てことはその子が彼方と同居してる子!?」
えっ……?
同居してるって、知ってるの?
「…誰から聞いた?」
「陽方よ!!彼方が急に女の子と仲良くなったって言ってたから気になってたの!!」
陽方さん……?
え、まって、この人とどういう関係なの……?全然わかんないんだけど。
普通、こういう時って、私恨まれるんじゃ……。
よく分からなくてあわあわしていると、梨花さんは寄ってきて私の顔を覗いた。
「初めまして!!あたしは海堂梨花。彼方とはいとこなの。きゃー!何この子可愛い小さい!!」

