危険な溺甘同居、始めます!







私がその場に突っ立っていると、海堂くんは私を見て一瞬表情を崩した。
……これ、絶対嫌な顔だ。



「……誰」



……うん。



「……は?」


は?今、なんて言った……!?
誰って言ったよね?え?
同じクラスなんですけど〜〜〜〜!!


イラッと来ながらもその気持ちを抑える。



「あら、一華、彼方くんのこと知ってるの?
まあ、同じ学校だしこんなイケメンいたら知らないわけないでしょうけど」

「…………お母さん、これどういうこと?」



お母さんの話を無視してそう聞くと、よくぞ聞いてくれました!という顔をしてにっこり笑った。