危険な溺甘同居、始めます!






「なんでいるんだよ…?」


どうやら彼方くんも知らなかったようで困惑している。


「母さんから場所聞いてたから、様子見に来た」


そういうと、彼方くんは少し顔を歪め嫌そうな顔をした。
あれ………?どうしたんだろう。

そう彼方くんを見ていると、このイケメンさんは私に視線を移した。
それにビクッとしていると、そのイケメンさんは


「君はこの家の娘さん?さっき彼方が一華って呼んでたけど、一華ちゃんっていうの?可愛いね!俺は陽方(ひなた)。彼方の兄だよ、よろしくね」


と笑ってそう言い、私に手を差し出した。
あ、握手……ってこと、かな?

とりあえずその手を握り返そうと手を伸ばすと

パシッ

私の手を彼方くんが掴んだ。


「え……?」


そう言い彼方くんを見上げる。