危険な溺甘同居、始めます!





ため息つくなんて……っ。
そう思っていると、彼方くんは私のおでこをコツンと叩いて、


「嫌じゃないよ。これからもこうして」

「えっ……ええ!?」


なんて言われてしまった。



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「久しぶりー!どうだったー?」


あれから絹ちゃんと片瀬くんと合流。片瀬くんがニヤニヤと私たちを見るから。
さっきのことを思い出して私はまた顔が熱くなってしまう。

それに彼方くんは上機嫌。


「いいことあったんだ」


と片瀬くんは言う。
な、なんで片瀬くんはそんなに楽しそうなの……っ。

今はもう夕方の5時ぴったり。
まだ夏じゃないし暗くなってきたからそろそろ帰る?と口を開こうとすると、


「……え?」


いきなりパッと周りが明るくなった。
それに周りを見渡すと周りがキラキラと光っている。


「……綺麗」


イルミネーション??そういえば、この遊園地が開園してから1ヶ月、5時からイルミネーションがあるんだっけ。