「…っ一華、なんで今日そんなに可愛いの」
「…へ?」
彼方くんにそう言われて変な声が出る。
か、可愛いって…彼方くん、いつもそう言ってくれるけど絶対おかしいよ……。
「こんな可愛い一華を見る男がいるとか無理」
「え、え??」
今日は気合い入って髪はゆるふわに巻いて、メイクもした。服は薄ピンク色のひらひらなワンピースに白の透けてるカーディガンを羽織っている。
普段はあんまりピンクとか着ないし、ワンピースとかよりズボンだから、結構頑張ったんだけど…。
「はぁ…。なんでこんな可愛いの」
「か、可愛い…っ??」
ドキドキと胸が高鳴り顔に熱が集中する。
彼方くんといるといつもそうだ。心臓が騒がしい。
「彼方くんの、隣に並ぶから、が、頑張ったの…」
彼方くんをちらちら見ながらそう言うと、彼方くんは目を見開き、少し、顔が赤くなっているように感じた。
「だめだ…やっぱり家でいちゃいちゃしよう」
「い、いちゃいちゃ…!?な、何言ってるの!!早く行こう?!」

