「大丈夫ですよ！ 智恵理さんも喜ぶと思います！ 天国で雄叫び上げるんじゃないですか？」
「うわぁ～想像できる……」
ありがとう樹くん。ちょっと心が軽くなったよ。
勇気を出して昼休みに謝りに行こう。
昇降口へ向かうと、下駄箱でおしゃべりしている菫を見つけた。
ん……⁉ 男の子と話してる⁉ 誰と話してるんだろう。
「……透瑠くん⁉」
「清花！ おはよう！」
近づいてみたら、なぜか透瑠くんがいた。
絡まれているわけじゃなく、普通に話してる……⁉
「おはよう……どうしたの？ ふたりで話しているなんて珍しいね」
「あぁ、モルくんがね……」
と、菫が言いかけた途端。
「ちょっとどこ行くの⁉ まだ話聞いてないよ⁉」
「漢字テストの勉強するので。もう大丈夫ですから。ありがとうございました」
菫が透瑠くんの肩をガッチリ掴むも、振り払って先に教室に行ってしまった。
「すみません、僕も先に行きますね」
「あぁうん……」
様子がおかしいと感じたのか、樹くんも透瑠くんの後を追うように早足で去っていってしまった。
「うわぁ～想像できる……」
ありがとう樹くん。ちょっと心が軽くなったよ。
勇気を出して昼休みに謝りに行こう。
昇降口へ向かうと、下駄箱でおしゃべりしている菫を見つけた。
ん……⁉ 男の子と話してる⁉ 誰と話してるんだろう。
「……透瑠くん⁉」
「清花！ おはよう！」
近づいてみたら、なぜか透瑠くんがいた。
絡まれているわけじゃなく、普通に話してる……⁉
「おはよう……どうしたの？ ふたりで話しているなんて珍しいね」
「あぁ、モルくんがね……」
と、菫が言いかけた途端。
「ちょっとどこ行くの⁉ まだ話聞いてないよ⁉」
「漢字テストの勉強するので。もう大丈夫ですから。ありがとうございました」
菫が透瑠くんの肩をガッチリ掴むも、振り払って先に教室に行ってしまった。
「すみません、僕も先に行きますね」
「あぁうん……」
様子がおかしいと感じたのか、樹くんも透瑠くんの後を追うように早足で去っていってしまった。
