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頭ポンポンしてもらうっていう少女漫画シチュが叶って、調子に乗っちゃったんだと思う。
「ごちそうさまでした美味しかったですってエリカさんに言っといて」
トラえもんを見終えて、お夕飯を済ませたあと。
利人がもう帰ろうとしているのに、服のすそを引っ張って引き止めてしまった。
「どうした?」
振り向かれて固まってしまう。
「……もう帰るの?」
「帰るよ」
「………」
まだ……一緒にいたいんだけど。
幼なじみとしてなら、全然おかしくないセリフだと思うのね。
だから言って大丈夫だと思うのね。
「ま……」
「ま?」
「まだ、いて……」
「、うん?」
「帰んないで、利人」
勇気出してそう言ったのに、まさかの無反応。
え、………失敗した!?
一瞬にして後悔に襲われる。
「っ、えと、嫌ならいいよ全然」
「そう。なら帰る」
ぐさり。
でも、顔には出さない。にこっと笑って見送りの姿勢をつくる。
「わかった、バイバイ」
「……。一旦帰ってから、また来る」
「っ、へ?」
「今日はお前の部屋泊めて」
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頭ポンポンしてもらうっていう少女漫画シチュが叶って、調子に乗っちゃったんだと思う。
「ごちそうさまでした美味しかったですってエリカさんに言っといて」
トラえもんを見終えて、お夕飯を済ませたあと。
利人がもう帰ろうとしているのに、服のすそを引っ張って引き止めてしまった。
「どうした?」
振り向かれて固まってしまう。
「……もう帰るの?」
「帰るよ」
「………」
まだ……一緒にいたいんだけど。
幼なじみとしてなら、全然おかしくないセリフだと思うのね。
だから言って大丈夫だと思うのね。
「ま……」
「ま?」
「まだ、いて……」
「、うん?」
「帰んないで、利人」
勇気出してそう言ったのに、まさかの無反応。
え、………失敗した!?
一瞬にして後悔に襲われる。
「っ、えと、嫌ならいいよ全然」
「そう。なら帰る」
ぐさり。
でも、顔には出さない。にこっと笑って見送りの姿勢をつくる。
「わかった、バイバイ」
「……。一旦帰ってから、また来る」
「っ、へ?」
「今日はお前の部屋泊めて」



